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写真集「STAGE」発売記念スライドトークショー@SIDECAR愛知

夏休みを利用して開催した MIHO Furuse Photography 2nd Photobook 「STAGE」の発売記念スライドトークショーの好評を受け、「ぜひウチでも開催しましょう!」と提案していただいた、愛知県刈谷市にあるスノーボードプロショップSIDECARさんの主催で、10月21日(土)同イベントを開催しました。

このシリーズイベントは、私が2002年の冬シーズンから撮りためた、白馬・小谷村の雪景色とそこを滑るスキーヤー、スノーボーダーたちの軌跡を1冊のフォトブックとして出版し、その発売記念イベントとして、この一冊には入りきらなかった写真や、作品に込められた思いをありのまま聴衆に伝えるスライド&トークショーとして開催しています。

(※製作に至るまでのお話はこちらから。クラウドファウンディングは終了しています。)

これまでに秋田、愛媛、高知と開催し、今回で4回目のイベントになりますが、どちらのイベントも、この写真集「STAGE」の製作段階からサポートしていただいたり、応援していただいている購入者の方々からのご紹介がキッカケになっていて、改めて”人の繫がりの有り難さ”に頭があがりません。

この日は、「日本列島に大きな台風が接近中!」で西日本はすでに警戒態勢に入っていて、実際に台風の影響で来られなくなった、というお客さまからの連絡も数件あったとのこと。

当初計画していた、お店の内も駐車場もふんだんに使って、ご来場いただいた方々と秋の夜長を楽しもう!というアイデアも断念、急遽、店内のディスプレーを移動し、室内上映ができる仕様になりました。(早くからご来場いただいていたお客さんも手伝ってくださいました!!)

そんな悪天候にも関わらず、室内会場には沢山のお客さまが続々とご来場。

自分にとっては未開の地での開催だったので、どのくらいの人に来ていただけるか全く不透明だったので、一息分の安心のあと、緊張感が一気に高まります。

イベントに滑り手として登壇してくれているプロスキーヤーの夫、古瀬和哉は、在籍しているバックカントリーガイド会社「Color Sport Club」の常連のお客さまにも多くご来場いただき、久しぶりの再会と次シーズンの話題で話が尽きません。最終打ち合わせもそこそこに、スライドトークショーが開催しました。

まずは写真集に入りきらなかった未集約の写真のスライドショー。

皆さん、とっても真剣に見ていただき、時には「きれい〜」「凄い!」などの声も上がってなかなかの好反応でひとまず安心。

プロショップSIDECARのオーナー、新美さん。

ショップオーナーの新美さんが準備してくれた心地よい音楽が会場に流れていて、とても良い雰囲気を作ってくれました。さすが!顧客のことを良く分かってます。

ご来場いただいた殆どのお客さまがすでにスキーやスノーボードを楽しんでいらっしゃる方々だったので、今回は、撮影を通じて感じる“シーズンごとの雪のはなし”や、「STAGE」の舞台である“白馬山麓のはなし”を中心にお話しました。

そして、スキーヤー古瀬和哉からは、”滑り手として感じる白馬の特性のはなし”や、”旅のはなし”、ガイドの視点から見る”雪のはなし”などを展開。

また、作品を通じて“滑り手”と“撮り手”の視点のはなしや、撮影の際の苦労話など、クロストークさせていただきました。

最近、トークイベントに出演する回数が増えた古瀬和哉。大好きなスキーの話は特に饒舌。

スキーガイドとして普段からお客さまの前でお話する機会が多い彼。こと大好きなスキーや専門の雪の話となると話の内容にも説得力があり、さすがのトークです。

イベントの終わりには、「STAGE」の製作当時から応援してくださっているスポンサーさまからご協賛いただいた素敵な商品のジャンケン抽選会!!

恒例になりつつあるこの一大イベントには、娘が張り切って登壇!後半はSIDECARの看板娘も加わり、小学生 vs 大人(小さいお子様も参加してくれました^ ^)の真剣勝負が会場を沸かせました。

そして、そして!! トークショー終了後の「STAGE」サイン即売会は、マサカの行列!(単にサインが遅いだけ・笑?)「STAGE」片手に「サインお願いします。」の声には、毎回心が震えます。(手が、震えないようには十分気をつけました^^;)本当に、ありがとうございますっ🙏

毎回、「STAGE」にサインをさせていただくときに書く「To the next STAGE !!」という一言。 これは、写真集「STAGE」に込めたシンボルワードで、次のステージ(段階)に向けて一歩踏み出そう!というスローガンでもあります。

私は、白馬に移住してから15年間、雪を待ち、冬を楽しみに日々を過ごしてきました。

それは、双子の子供たちを出産してからもペースは違っても変わらなかった毎日のテーマでした。

でも、あるときふと思ったんです。

「あれ?私、ずっと同じじゃね?」って。

変わらない毎日を続けることは素晴らしいことだと思います。

変わらない日々の中にも変わっていくこともあります。

だけど、自分の年齢を考えたとき、ずっと同じじゃ勿体ないと思いました。

そして、自分の軌跡を何かに残したい!と考えました。

そうして動き始めた写真集製作という第一歩。

世の中に写真集を発表し、販売することは決して簡単な道ではありません。

でも、自分が信念を込めて仲間と作った作品を、更にまとめあげて出来た一冊には相当なパワーがあると思います。そうして出来た写真集のおかげで、私は更なるステップを踏むことが出来ました。

「STAGE」製作にかける思いについては、また改めておはなしさせていただきますが、

こうしてスライド&トークショーを自分が開催できるなんて、またシリーズとして継続させていただけるなんて、1年前には想像もしていませんでした。

(ずっと、やってみたいな〜と漠然と思っていましたが。)

何か新しいことに一歩踏み出すこと。

そうしたら、新しい出来事や新しい人の繫がりに出会えました。

素晴らしい連鎖反応です。

これからも、「To the next STAGE !!」を念頭に、日々精進したいと思います。

今回、ご来場いただいた皆さま、またイベントを開催させていただいたSIDECARのみなさま、そしていつも私たちの活動を応援してくださっているスポンサーの皆さま、本当にありがとうございました!!

「ご協賛企業さま」

写真集「STAGE」はオンラインショップでも販売しております。

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